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ダブリングで声に厚みを出す方法【サビを分厚く】

2026年7月 公開 ・ MIX/歌ってみた
YOUMIX 運営者(MIXエンジニア/ボーカルディレクター)のアイコン 監修:YOUMIX ボーカルディレクター 東京・北池袋/歌ってみたMIX・ボーカルディレクション担当
ダブリングで声に厚みを出す方法

「プロの歌ってみたみたいに、サビをもっと分厚くしたい」——その鍵がダブリングです。この記事では、声に厚みと広がりを出すダブリングのやり方を、録り方とMIX処理の両面から、MIXエンジニアの視点で解説します。

ダブリングって何?

ダブリングは、同じフレーズを2回以上歌って重ねるテクニックです。人間が歌うと毎回わずかに違うため、重ねると音程やタイミングの“ゆらぎ”が生まれ、声に厚みと広がりが出ます。特にサビで使うと、ぐっと迫力が増します。

本命は「重ね録り」

一番自然で効果的なのは、実際にもう一度歌って録る方法です。コツはこちら。

左右への配置(パンニング)

重ねたダブリングを左右に振る(メインは中央、ダブルを左右へ)と、サビがワイドに広がります。メインボーカルは中央でしっかり前に、ダブルは左右で支える——この配置が王道です。ハモリと組み合わせるとさらに立体的になります(合唱・コラボの作り方 も参考に)。

プラグインで“擬似ダブリング”も可能

もう一度録るのが難しいときは、ダブラー系プラグインで1本の声から擬似的に厚みを作ることもできます。手軽ですが、本物の重ね録りに比べると一体感はやや弱め。「録れるなら録る、難しければプラグイン」と使い分けるのがおすすめです。

現場から:ダブルは「隠し味」くらいがちょうどいい

MIXでダブリングを扱うとき、私がよく調整するのが音量です。ダブルを上げすぎると、メインの芯がぼやけて“誰の声か分からない”厚みになります。ダブルはメインより数dB下げ、あくまで下から支える隠し味に。聴いている人が「厚いな」と感じても、ダブルの存在に気づかない——それが理想のバランスです。サビだけに使い、Aメロは素の声で、とメリハリをつけると効果的です。

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