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歌ってみたの概要欄の書き方
コピペOKテンプレートとクレジット表記の正解

2026年8月 公開 ・ 投稿/歌ってみた
YOUMIX 運営者(MIXエンジニア/ボーカルディレクター)のアイコン 監修:YOUMIX ボーカルディレクター 東京・北池袋/歌ってみたMIX・ボーカルディレクション担当
歌ってみたの概要欄の書き方とクレジット表記のテンプレート

MIXが仕上がって、動画もできた。あとはアップロードするだけ——というところで、多くの人が最後に固まるのが概要欄です。

「何を書けばいいのか分からない」「クレジットの順番に正解はあるのか」「他の人の概要欄を真似していいのか」。ご依頼いただいた方から、納品後にこの質問を受けることが本当によくあります。

結論から言うと、概要欄には型があります。そして型さえ知っていれば、5分で書き終わります。この記事では、ソロ・合唱・商業曲の3パターンのテンプレートをそのままコピーできる形で用意しました。あわせて、なぜその順番なのか、どこを削ってはいけないのかという理由も説明します。理由が分かっていれば、イレギュラーな曲でも自分で応用できるからです。

この記事の位置づけ。権利まわりの判断そのものについては ボカロのカバーは著作権的にOK?投稿してよい範囲 で詳しく整理しています。この記事は、判断が済んだあとに「どう書くか」に絞った実務編です。
この記事で分かること
  1. 概要欄が果たす3つの役割
  2. 最低限これだけ:必須4項目
  3. 【コピペOK】ソロの歌ってみた用テンプレート
  4. 【コピペOK】合唱・コラボ用テンプレート
  5. 【コピペOK】商業曲カバー用テンプレート
  6. クレジット表記でよく使う英語表記の一覧
  7. 冒頭2〜3行の使い方(ここが一等地)
  8. タイトルとハッシュタグの決め方
  9. やりがちなNG例5つ
  10. 投稿前チェックリスト
  11. よくある質問

1. 概要欄が果たす3つの役割

書き方の前に、そもそも概要欄が何のためにあるのかを整理しておきます。ここを押さえると、何を優先すべきかが自動的に決まります。

役割内容
① 権利の表示原曲者とオフボーカル配布元へのクレジット表記。多くの配布音源では、これが利用の前提条件になっています。省略できない部分です。
② 関係者への還元MIX・イラスト・動画を担当した人へのリンク。次に一緒にやりたい人が見つかる場所でもあります。合唱ものでは参加者の拡散にも直結します。
③ 視聴者への案内あなたが何者で、次に何を投稿するのか。チャンネル登録が起きるかどうかは、ここで決まります。

初心者の概要欄は①だけで終わっていることが多く、伸びている人の概要欄は①②③が全部入っています。そしてこの差は、才能ではなく知っているかどうかだけの差です。

2. 最低限これだけ:必須4項目

時間がない、とにかく最短で投稿したい。そういうときは、この4つだけ書いてください。

  1. 原曲名と原曲者名(ボカロPまたはアーティスト名)
  2. 原曲へのリンク(本家の動画URLまたは公式配信URL)
  3. 使用したオフボーカルの配布元(配布ページ名とURL)
  4. 制作に関わった人のクレジット(Vocal/Mix/Illust/Movie)

この4つで、権利面の条件は基本的に満たせます。残りは「あるとよいもの」なので、あとから追記して構いません。概要欄は公開後でも自由に編集できます。

3. 【コピペOK】ソロの歌ってみた用テンプレート

いちばん使う形です。ボカロ曲を1人で歌う場合を想定しています。

(曲名)を歌わせていただきました。 (一行コメント:この曲を選んだ理由や聴きどころ) ━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 本家様 (原曲タイトル)/(ボカロP名)様 (原曲URL) ■ Off Vocal (配布元名)様 (配布ページURL) ■ Credit Vocal:(あなたの名前) Mix/Mastering:(MIX担当者名) Illust:(イラスト提供者名)様 Movie:(動画編集者名) ━━━━━━━━━━━━━━━ ■ (あなたの名前) X:(URL) その他リンク:(URL) 次回投稿は(時期・曲名)を予定しています。 チャンネル登録して待っていただけると嬉しいです。 ※本動画は(配布元)様の規約に従って制作しています。 問題がございましたら、お手数ですがご連絡ください。 #歌ってみた #(曲名) #(ボカロP名)

4. 【コピペOK】合唱・コラボ用テンプレート

参加者が多いときは、ボーカル陣を先にまとめて、スタッフを後ろに置くのが読みやすい形です。参加者は自分の名前を探しに来るので、上のほうにあるほうが親切です。

(曲名)を(人数)人で歌わせていただきました。 (一行コメント:企画の趣旨など) ━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 本家様 (原曲タイトル)/(ボカロP名)様 (原曲URL) ■ Off Vocal (配布元名)様/(配布ページURL) ━━━━━━━━━━━━━━━ ■ Vocal(歌唱順) (パート名):(名前)/(SNSリンク) (パート名):(名前)/(SNSリンク) (パート名):(名前)/(SNSリンク) (パート名):(名前)/(SNSリンク) ■ Staff 主催:(主催者名)/(SNSリンク) Mix/Mastering:(MIX担当者名)/(リンク) Illust:(イラスト提供者名)様/(リンク) Movie:(動画編集者名)/(リンク) ━━━━━━━━━━━━━━━ ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。 ぜひ各出演者のチャンネルもご覧ください。 #歌ってみた #合唱 #(曲名)
合唱もので絶対に省略しないこと。参加者のSNSリンクです。合唱ものは参加者が自分のフォロワーに拡散することで伸びます。リンクがないと拡散の動機が弱まります。そして、リンクを丁寧に載せる主催者のところには、次の企画でも人が集まります。実利と礼儀が一致している珍しい部分です。合唱MIXの進め方は 合唱・コラボMIXの進め方 にまとめています。

5. 【コピペOK】商業曲カバー用テンプレート

J-POPやアニソンのカバーは、ボカロ曲とは書き方が少し変わります。作詞者と作曲者を分けて書くのが慣例です。

(曲名)/(アーティスト名) を歌わせていただきました。 ━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 原曲 (曲名)/(アーティスト名) 作詞:(作詞者名) 作曲:(作曲者名) 編曲:(編曲者名) (原曲の公式URL) ■ Inst (使用したインストの入手元) ■ Credit Vocal:(あなたの名前) Mix/Mastering:(MIX担当者名) Illust:(イラスト提供者名)様 Movie:(動画編集者名) ━━━━━━━━━━━━━━━ 本動画は原曲の宣伝を目的としたカバーです。 権利は各権利者様に帰属します。 ■ (あなたの名前) X:(URL) #歌ってみた #(曲名) #(アーティスト名)

6. クレジット表記でよく使う英語表記の一覧

「この担当は英語でなんと書くのか」で迷うことがあります。歌ってみた界隈で定着している表記をまとめました。

表記担当する内容
Vocal歌唱。合唱では Vo. と略すこともあります。
Chorusハモリ・コーラス。本人が重ねた場合も書くことがあります。
MixMIX作業。整音・バランス調整を担当した人。
Masteringマスタリング。同じ人が両方担当した場合は Mix/Mastering とまとめます。
Off Vocal/Inst使用した伴奏音源の配布元。最も見落とされやすい項目です。
Illustイラスト。既存イラストをお借りした場合は「様」を付けます。
Movie/Encode動画編集。エンコードのみ別の人なら分けて書きます。
Recordingレコーディング。スタジオで録った場合はスタジオ名を書くこともあります。
Vocal Directionボーカルディレクション。歌唱指導・テイク選定を担当した人。
MIXを依頼した場合の書き方。Mix:(担当者名) が基本で、リンクを添えるとより丁寧です。マスタリングも同じ人なら Mix/Mastering とまとめます。表記に希望がある依頼先もあるので、納品時に「クレジットはどう書けばよいですか」と一言聞いておくと確実です。YOUMIXでもご希望があればお伝えしています。

7. 冒頭2〜3行の使い方(ここが一等地)

ここは知っているかどうかで差がつく部分です。

YouTubeでは、概要欄のうち最初の2〜3行だけが折りたたまれずに表示されます。検索結果のスニペットにも、この部分が使われることがあります。つまり概要欄でいちばん人目に触れるのは冒頭数行だけです。

にもかかわらず、多くの人がここをクレジットで埋めてしまいます。「開かないと何も分からない概要欄」ができあがるわけです。

冒頭に置くもの
良い例「(曲名)を歌わせていただきました。」+ 一行コメント。曲名と歌い手が即座に伝わります。
惜しい例いきなり「━━━━━ 本家様 ━━━━━」から始まる。区切り線と権利表記で一等地が終わってしまいます。

クレジットを軽視しろという話ではありません。順番の問題です。一行の挨拶と曲名を先に置き、そのすぐ下にクレジットを置く。それだけで、権利表示と視聴者への案内が両立します。

8. タイトルとハッシュタグの決め方

タイトルの型

歌ってみたのタイトルには、ほぼ固定の型があります。

(曲名)/(原曲者名) covered by (あなたの名前)

あるいは日本語で「(曲名)歌ってみた/(あなたの名前)」という形も定番です。どちらでも構いませんが、曲名を先頭に置くのは共通しています。理由は単純で、多くの人は曲名で検索するからです。自分の名前が先頭にあると、まだ名前を知らない人には引っかかりません。

覚えておくと得する考え方。投稿初期は「あなたを探している人」より「その曲を探している人」のほうが圧倒的に多いです。タイトルは、まだあなたを知らない人に向けて書いてください。名前が知られてきたら、順番を入れ替えればいいだけです。

ハッシュタグは3〜5個

YouTubeでは、概要欄に書いたハッシュタグのうち先頭3つがタイトル上部に表示されます。数を増やしすぎると効果が薄れる仕様があるため、3〜5個に絞るのが現実的です。

タグ入れる理由
#歌ってみたジャンルの基本タグ。ここから回遊してくる人がいます。
#(曲名)いちばん効くタグ。同じ曲の他のカバーを見ている人に届きます。
#(原曲者名)そのボカロPやアーティストのファンに届きます。
#(企画名)合唱企画やイベントに参加している場合のみ。指定タグを正確に。

9. やりがちなNG例5つ

#NGどう直すか
1「Inst:お借りしました」だけで済ませる配布元が特定できず、条件を満たしたことになりません。配布元名とURLを書いてください。
2他人の概要欄をそのままコピーするクレジットの中身まで残っていることがあります。実際に見かけます。必ず自分の情報に書き換えを。
3冒頭からクレジットで埋める一等地が権利表記で終わります。挨拶と曲名を先に。
4合唱で参加者のリンクを省く拡散の動機が弱まります。全員分を必ず記載してください。
5リンク切れを放置するクレジットとして機能しなくなります。投稿前に全リンクをクリックして確認。

10. 投稿前チェックリスト

アップロードボタンを押す前に、これだけ確認してください。1分で終わります。

11. よくある質問

Q. 最低限なにを書けばいい?

原曲名と原曲者名、原曲へのリンク、オフボーカルの配布元、制作クレジットの4つです。この4つで権利面の条件は基本的に満たせます。

Q. クレジットの順番に正解はある?

厳密な決まりはありませんが、原曲情報を最上部に置き、その下にスタッフを並べるのが一般的です。合唱では先に参加者全員、そのあとにスタッフ。順番よりも、原曲情報が最初に来ていることのほうが重要です。

Q. MIXを依頼した場合はどう書く?

Mix:(担当者名)と書き、可能ならリンクを添えます。マスタリングも同じ人なら Mix/Mastering とまとめます。表記の希望がある依頼先もあるため、納品時に確認しておくと確実です。

Q. 概要欄は後から書き換えてもいい?

問題ありません。公開後も自由に編集できます。記載漏れに気づいたらすぐ直してください。ただし公開直後は視聴が集中するので、投稿前のチェックのほうが確実です。

Q. ハッシュタグは何個が適切?

3〜5個です。YouTubeでは先頭3つがタイトル上部に表示され、増やしすぎると効果が薄れます。歌ってみた・曲名・原曲者名の3つが基本です。

まとめ

概要欄は、動画の中身ではないぶん後回しにされがちです。でも実際には、関係者との関係も、視聴者との出会いも、ここから始まります。テンプレートを一度自分用に整えてしまえば、次からは埋めるだけです。

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🎚 概要欄を整えたら、あとは中身の音です。
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