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MIX依頼の例文テンプレート|そのまま使える依頼文の書き方【歌ってみた】

2026年8月 公開 ・ MIX/依頼
YOUMIX 運営者(MIXエンジニア/ボーカルディレクター)のアイコン 監修:YOUMIX ボーカルディレクター 東京・北池袋/歌ってみたMIX・ボーカルディレクション担当
MIX依頼のメッセージを準備しているイメージ

録音は終わった。MIX師さんも決めた。あとは連絡するだけ——なのに、最初のメッセージが送れない。歌ってみたを投稿しようとして、ここで止まってしまう人は本当に多いです。

「何を書けば失礼じゃないんだろう」「予算の話を先にするのは気が引けるな」「そもそも初めてなのがバレたら断られない?」。気持ちはよく分かります。でも、MIXを受ける側から正直に言うと、丁寧さより“情報が揃っていること”のほうが何倍もありがたいです。挨拶が短くても、必要なことが書いてあれば、その場で見積もりも納期も答えられます。

この記事では、コピペしてそのまま使える依頼文テンプレートを3パターン(ソロ/合唱・コラボ/修正依頼)用意しました。あわせて、伝えるべき8項目、やりとりが長引くNG例、送信前のチェックリストまでまとめます。

この記事でわかること
  1. 依頼文に必ず入れたい8項目
  2. 【コピペOK】ソロの歌ってみたMIX依頼テンプレート
  3. 【コピペOK】合唱・コラボMIX依頼テンプレート
  4. 【コピペOK】修正(リテイク)依頼テンプレート
  5. やりとりが長引くNG例と、その直し方
  6. 送信前チェックリスト
  7. よくある質問

依頼文に必ず入れたい8項目

MIXエンジニアが最初のメッセージを見て知りたいのは、ほぼこの8つだけです。逆に言えば、この8つが埋まっていれば依頼文としては完成しています。

項目なぜ必要か
① 曲名・原曲URLテンポ、キー、音の密度が分かる。作業量の見積もりが一発で立ちます。
② パート構成メイン1本か、ハモリが何本あるか。本数で工数と料金が変わります。
③ オフボーカルの入手元公式配布か、自作Instか。権利まわりの確認と、音質の想定に必要です。
④ 録音環境マイク、オーディオインターフェース、部屋の状況。ノイズ処理の見積もりに直結します。
⑤ 希望納期「投稿予定日」まで書くと最も伝わります。急ぎかどうかで受注可否が変わります。
⑥ 予算先に言ってOK。範囲が分かれば、その中での提案ができます。
⑦ 仕上がりのイメージ参考音源(既存の歌ってみたやCD音源)のURLが一番速い。言葉より確実です。
⑧ 音源の渡し方ファイル便のリンクを添えるか、返信後に送るか。ひと言あるだけでスムーズです。

④の録音環境が分からない場合は「スマホで録りました」「マイクの型番は分かりません」でまったく構いません。書いてあるだけで判断材料になります。書き出し設定に不安がある方は MIX依頼時の音源の準備・書き出し設定 をどうぞ。

【コピペOK】ソロの歌ってみたMIX依頼テンプレート

一番よく使う基本形です。〈 〉の中を自分の情報に置き換えるだけで完成します。

はじめまして。〈お名前/活動名〉と申します。 歌ってみたのMIXをお願いしたく、ご連絡しました。 ■ 楽曲 ・曲名:〈曲名〉/〈アーティスト名〉 ・原曲URL:〈URL〉 ・オフボーカル:〈公式配布のものを使用/自作Inst など〉 ■ 音源 ・メインボーカル:1本 ・ハモリ:〈2本/なし〉 ・形式:WAV(48kHz/24bit)、曲頭0秒スタートで書き出し済み ■ 録音環境 ・〈オーディオインターフェース+コンデンサーマイク/スマホ内蔵マイク など〉 ・〈自室で録音。エアコン音が少し入っているかもしれません など〉 ■ ご希望 ・納期:〈○月○日〉までにいただけると助かります(投稿予定日は〈○月○日〉です) ・予算:〈○○円〉前後を想定しています ・仕上がりイメージ:〈参考音源のURL〉のような、〈自然で聴きやすい/派手めで前に出る〉方向を希望します ■ 音源の受け渡し ファイル便のリンクをご用意しています。ご都合のよいタイミングでお知らせください。 (先にお送りしたほうがよければすぐ共有します) MIXの依頼は初めてで、至らない点があればご指摘ください。 ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

最後の「初めてです」の一文は、入れておくと得です。用語の説明を丁寧にしてもらえたり、書き出しのやり直しを提案してもらえたりします。隠すメリットはありません。

【コピペOK】合唱・コラボMIX依頼テンプレート

複数人の歌ってみた(合唱、コラボ、掛け合い)は、誰がどのパートを歌っているかが分からないと作業が止まります。人数とパート割りを最初に書ききってしまいましょう。

はじめまして。〈お名前/活動名〉と申します。 〈○〉人での合唱MIXをお願いしたく、ご連絡しました。 ■ 楽曲 ・曲名:〈曲名〉/〈アーティスト名〉 ・原曲URL:〈URL〉 ・オフボーカル:〈入手元〉 ■ 参加者とパート(全〈○〉名) ・〈Aさん〉:メイン(1番Aメロ・Bメロ)+全体ハモリ ・〈Bさん〉:メイン(2番Aメロ・Bメロ)+全体ハモリ ・〈Cさん〉:サビメイン、〈Dさん〉:サビ上ハモ ※ファイル名は「01_Aさん_メイン.wav」の形式で統一しています ■ 音源の状態 ・形式:WAV(48kHz/24bit)、全員 曲頭0秒スタートで統一済み ・録音環境が人によって異なります(〈スマホ録音の方が1名います〉など) ■ ご希望 ・納期:〈○月○日〉まで(投稿予定日〈○月○日〉) ・予算:〈○○円〉前後 ・仕上がりイメージ:〈参考音源URL〉/全員の声が均等に聞こえるバランスを希望します ■ 音源の受け渡し 全員分をZIPにまとめてあります。ファイル便のリンクをお送りできます。 ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
録音環境がバラバラなのは合唱では当たり前です。隠さず先に書いてください。「1人だけスマホ録音」と分かっていれば、その1本に合わせた処理を最初から組めます。後から発覚すると、やり直しになって納期が延びます。

【コピペOK】修正(リテイク)依頼テンプレート

1st MIXが返ってきた後の修正依頼。ここで一番多い失敗が、感覚だけで伝えてしまうことです。「もっといい感じに」「サビが弱い」だけだと、修正の方向が半分は外れます。

コツはシンプルで、「時間」+「起きている現象」+「どうしたいか」の3点セットで書くこと。

〈お名前〉です。1st MIXのご確認、ありがとうございました。 とても良い方向だと感じています。以下、修正をお願いできますでしょうか。 ■ 修正のお願い(3点) 1. 1:12〜1:24(2番Aメロ)  現象:歌がオケに埋もれて歌詞が聞き取りづらいです  希望:あと少しだけ前に出していただけると嬉しいです 2. 0:48(サビ頭)「さ」の音  現象:サ行が刺さって耳に痛く感じます  希望:他の箇所と同じくらいまで抑えていただきたいです 3. 2:30〜(ラスサビ)  現象:ハモリがメインより目立っている印象です  希望:メインを主役に、ハモリは少し奥に ■ 全体について ・〈参考音源URL〉くらいの空間の広さが理想です お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

どこまで修正できるのか、どこからが録り直しになるのかは MIXの修正依頼のコツ・どこまで直る? で詳しく解説しています。

やりとりが長引くNG例と、その直し方

断られるわけではないけれど、確認の往復が増えて着手が遅れる——そんなパターンをまとめました。

ありがちな書き方こう変えると伝わる
「MIXお願いできますか?」だけ曲名・パート数・希望納期・予算の4つを足す。これだけで返信が見積もりになります。
「予算はおまかせします」「〇〇円くらいを考えています」。上限が分かるほうが提案しやすく、結果的に希望に近づきます。
「なるべく早めでお願いします」「〇月〇日投稿予定なので、〇日までに」。日付があると受注可否をその場で判断できます。
「プロっぽくしてください」参考音源のURLを1本貼る。言葉100個より正確です。
MP3で音源を送るWAVで書き出す。MP3は一度失われた情報が戻らず、仕上がりの上限が下がります。
ファイル名が「録音1.wav」「曲名_メイン.wav」「曲名_ハモリ上.wav」。中身が分かる名前に。
返信前に大容量データを送りつけるひと言添えてから送る。ただし急ぎなら最初にリンクを貼るのも歓迎されます。

音源の渡し方そのものは MIX音源の渡し方・ファイル便の使い方 にまとめています。

送信前チェックリスト

送る直前に、この6つだけ確認してください。

料金の相場感が分からないまま「予算」を書けない場合は、先に 歌ってみたMIXの料金はいくら? を読んでおくと数字が入れやすくなります。依頼全体の流れは MIX依頼の流れ完全ガイド、MIX師の選び方は MIX師の選び方・失敗しない依頼のコツ をどうぞ。

よくある質問

Q. 予算を先に伝えるのは失礼ですか?

失礼ではありません。むしろ親切です。予算が分かれば、その範囲でできること・できないことをその場で提案できます。「おまかせします」のほうが、お互いに探り合いになって時間がかかります。

Q. 音源は最初のメッセージで送るべきですか?

どちらでも構いません。急いでいるなら最初からファイル便のリンクを貼ってOK。受注が決まる前に渡すのが不安なら、内容だけ先に伝えて、返信後に送る流れで問題ありません。テンプレートには「ご都合のよいタイミングで」と入れてあるので、そのまま使えます。

Q. 初めてだと断られませんか?

初めてであること自体が断る理由になることは、まずありません。むしろ書いておいたほうが、説明を丁寧にしてもらえます。分からないことは「分かりません」と書くのが、いちばん早い近道です。

Q. 挨拶や自己紹介はどれくらい書けばいいですか?

2〜3行で十分です。長い自己紹介より、曲名とパート数のほうが役に立ちます。

Q. 修正は何回までお願いできますか?

これはMIX師さんごとに違うので、最初のやりとりで必ず確認してください。「修正〇回まで込み」と明記されているかどうかは、料金と同じくらい大事な条件です。

現場から:いい依頼文は、いいMIXの半分をつくる

MIXを受けていて実感するのは、依頼文が整っている案件ほど、仕上がりも良くなるということです。理由は単純で、確認の往復に使うはずだった時間が、そのまま音づくりに回るからです。

「参考音源はこれです」「2番のここが不安です」——そう書いてくれる方の音源は、迷わず狙いを定められます。逆に情報が少ないと、最初のMIXは“探り”になり、1周分の時間が消えます。

完璧な文章を書く必要はまったくありません。上のテンプレートの〈 〉を埋めて、コピペで送るだけ。それだけで、あなたの歌はいちばん良い状態でスタートできます。

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あわせて読みたい:歌ってみたMIXの納期はどれくらい?依頼から公開までの逆算スケジュール

「自分の歌が下手だから依頼しづらい」と感じている場合は、歌が下手でもMIXで上手く聞こえる?直せること・直せないことの境界線 もあわせてご覧ください。MIXで直る種類のズレかどうかが分かります。

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あわせて読みたい:MIX依頼のトラブル7つと、その防ぎ方ミックス師とは?未成年・学生のMIX依頼ガイド

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